部署紹介

母島診療所

母島所長挨拶


母島診療所 所長 山下 匠

平成29年4月より小笠原村母島診療所に赴任しております山下匠と申します。
東京都立広尾病院での初期臨床研修、東京都立墨東病院での小児科専門研修、さらに伊豆諸島の式根島、利島という小離島での診療経験を経て、母島診療所に着任いたしました。

小笠原村では父島、母島に島民が住んでおり、人口は父島が約2000人、母島が約500人です。夏季などを除き、約1週間に1回程度の旅客船(おがさわら丸)で東京から父島まで24時間、さらに父島からの旅客船(ははじま丸)で2時間以上かかる母島は他の有人離島と比べ遠隔地になっています。

東京都の島しょ地区は少子高齢化が進んでいますが、他の離島と異なり母島は人口の約4分の1を小児が占めており、ここ数年で徐々に人口は増えています。島ぐるみでの活動も多く、暖かくおおらかで活気にあふれた島です。

そんな母島の唯一の診療所である母島診療所では島内の全ての患者の診療を行ない、診療所で対応できない患者は自衛隊や海上保安庁、東京都などと連携し東京都本土の高次医療機関への緊急搬送を行ないます。また、健診、保健・福祉との連携などは多岐にわたり、地域住民と密接にかかわる医療を展開しています。

これらの医療は専門科診療の進む一般病院などではなかなか経験できません。

豊かな自然と活気あふれる地域医療の最前線で、ここでしかできない医療を一緒に行いませんか。

母島診療所・看護の紹介

母島診療所での看護の特徴
超遠隔地での看護として、プライマリ・ナーシングの考えに沿った幅広い看護を提供しています。
父島の小笠原村診療所をはじめ関係部署との連絡を密に行い、僻地医療の充実と、看護の質の向上を目指して日々取り組んでいます。

看護の理念、目標
すべての村民が住み慣れた島で安心して生活できるよう、より良い医療・看護の提供を目指し地域に貢献します。

母島診療所の看護師の人数
常勤看護師2名、非常勤登録看護師3名

母島診療所看護師の勤務体制について
月曜日~金曜日:日勤 8:00~17:15 (昼休み12:00~13:30)
土曜日、日曜日、祝日:休日

・常勤2名の看護師が交代で夜間休日の救急患者の対応にあたっています。
 (休日夜間帯診察件数: 2012年4月 6件 / 5月 12件(うち入院1件1日))
・各科専門診療、入院、内地への患者搬送がある場合には、適宜非常勤登録看護師の応援を要請し対応しています。

内地の病院との主な違い
・超遠隔地で島内唯一の診療所である為、超急性期から慢性期、予防医学まですべての患者が対象となっています。
・薬剤師、放射線技師、臨床検査技師等は常駐しておらず、医師と看護師で対応します。

母島診療所に興味を持った看護師さんへ
東京の竹芝桟橋から南に約1000㎞も離れた小さな島ですが、気候は温暖で過ごしやすく、なんといっても島民の穏やかで温かい気質は母島の魅力です。診療所で仕事をしていると、島民の方から色々な話を聞いたり学んだりすることが出来ます。休日は海辺でゆっくり過ごすのもまた楽しいです。

最近の看護は医療の進歩とともにより専門性が重視され、スペシャリストナースが多く求められています。しかし、母島で求められる看護師は究極のジェネラリストナースです。輸送手段は6日に1回で医療器材に限りがあるなどの不便さに対処し、やりがいに出来る看護師が活躍できるところです。


診療風景


歯科


診療風景

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